モノクロ好き

唄平

2016年09月17日 23:12

狛犬の話でも
山犬(狼)信仰は違う
狛犬のように参道の両脇にいるが狛犬ではない
それと同じだ
稲荷神社の参道にいるのも狐で狛犬ではない
けれど神社の数では
稲荷神社が一番多いのだそうだ
それもそのはず中国の渡来人の秦氏の氏神で
秦氏は紀元前200年
秦の始皇帝に使えた薬師(徐福)が
始皇帝の不老不死の薬を求めて3000の兵と共に日本に渡った
最高の知識と武力を持ったまま秦に帰らなかった
この頃の日本は弥生時代
司馬遷は徐福は王になったと書いているらしい

しかし稲荷神社も色々と系統があるみたいだ

空海の真言宗(密教)と結びついて力をもった稲荷もある。

鳥羽 卓也

  私も色々な神社に顔をだすので
  当然、山犬信仰だけでなく稲荷神社も寄ってしまう
  狐の狛犬の中でブロンズの美しい狐を見つけた
  岐阜の加佐美稲荷の狐だ
  春埜山の狼のように細く美しい
  神奈川の白赤稲荷神社の狐もブロンズ
  でも同じ型ではなさそう 顔や耳 太さが違うようだ


  真横は白赤稲荷神社に似ている


  この角度からも美しい


  普通一般の稲荷神社の狐はこんな感じだ


  この狐は首が短すぎる


  五井松平の城趾にいったとき龍田稲荷があり
  切れ目の耳の大きな狐がいた


  近くによると凄みがある


  武田信玄の躑躅ヶ崎館にいって稲荷曲輪のあとに
  小さな稲荷神社があり 始め狛犬のような狐がいた


  顔をよく見て 細目だから狐を彫ったんだなとわかる
  石工だって春埜山の狼を彫った守屋瀧藏さんのような
  名人・芸術家のような人ばかりではない
  山住神社のように上手だけれど狼をわかっていない石工や
  この石工みたいに 造形をするのはちょっと無理だけれど
  年月が経つと味になるのもある


  もしかして
  漫画のような狐を彫った
  今、みんなが見て微笑むのを狙って彫っていた
  と すると
  それは それで 超名人だ!
  ・・・
  ・・・

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