モノクロ好き
法人決算に追われていた、ラストで借入金の間違えをした
前の日の夜に打ち直して静岡まで差し替えに届けに行った・・・やっと終わった
掛川まで帰りガソリンを入れにコーナンフリートへ
近くの天浜線いこいの広場駅前の「stationery cafe konohi」に珈琲を飲みに
ここには感性の良い本が置いてある、私の知らない絵とか写真の本だ・・・
私は写真集の本は沢山知っているし見てもいる
でも、今日初めて知った 写真家 石田 榮
そしてすごく感動した
鳥羽 卓也
「働くことは 生きること」石田 榮 写真集
この Cafe は不思議な佇まい
私は写真を始めた時、浜松の事務所にいた、仕事を覚える為毎日遅くまで働いた
帳面が手書きの時代だったから、本当に遅くまで転記をしたり大変だった
だから写真は夜、帳面をしに行った工場やお店で働いている人達を撮影させてもらった
この写真集は私の撮影していた被写体と同じで引き込まれた
とくにこの若者の農作業姿がいい
カメラをしっかり固定させスローシャッター(昔はフイルムで感度が低い)だから
若者はブレないが高速で動く藁束はブレていて動きが出ている
この写真も上から俯瞰して撮っているが影が人間の力を入れている姿が横に地面に写り石灰岩を運ぶのが、どれほどの力仕事で大変かが写っている
この Cafe のオーナーは感性の鋭い人だ、こんな凄い写真集を集めて来る
前にも鬼海 弘雄の「ペルソナ」もそうだ
今 和次郎「東京銀座街風俗記録」もそうだ
長谷川利行の画集もそうだ
私は自分の狭い知識をこの Cafe で思い知らされ、そして助けられた・・・
・・・
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