モノクロ好き

唄平

2025年01月21日 21:53

前回ブログの加鹽神社の長い階段を登った拝殿の隣に狛犬が見える
祠も無いのに、何を祀っているのかと狛犬の後ろを見ると「忠魂の碑」と石板が立っている
戦争の遺族達が建立したのだな・・・
狛犬は岡崎現代型、小振りだが、とても彫が上手だ
石工は誰と吽形の台座を見て驚いた、
こんなことは始めてだ
台座が逆さまに据えられている、みんな気が付いているだろうに、なぜ直さないのか?
阿形の台座も見てみる・・・こちらは正常だ
正常なら、なおさら逆さになった台座がそのままになっているのに疑問がわく
石材店が設置の時にこんなミスをするはずがないからだ

鳥羽 卓也

忠魂の碑の吽形狛犬台座が逆さまの不思議「奉」の字が逆さま


裏側の「昭和世三年三月」の字も逆さま


阿形 台座は正常 吽形の奉から阿形の納に読み 「奉納」となる


苔むしているが腕の良い彫が分かる


なぜ吽形の台座が逆さまになったのか
設置されて数年後に地震か何かあって狛犬が台座ごと倒れ
氏子達が復旧のため、みんなで苦労して立て直したら、
阿形は良かったが吽形の台座は逆さまだった、気が付いたが氏子達も疲れ果て
後日に直そうとなったが、氏子達も集まらず
今まで月日が流れたと・・・・・こんな事かな???
・・・





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